未だに怖い梅毒の危険性について

梅毒と聞いて皆さんは過去に流行った感染症と思う方が多いと思いますが、近年梅毒の感染者は増加しています。
梅毒は性病で、感染がわかりにくく感染の拡大に繋がりやすい危険な感染症になります。
梅毒には梅毒トレポネーマという真正細菌が関わっていて、口内や性器などの性的な接触が主な感染経路になります。
また母親が梅毒に感染していた場合、産まれてきた子供に感染する先天梅毒というものもあります。
梅毒は3週間から6週間程の潜伏期間があり様々な症状が現れますが、その間に症状が軽減したり消えてしまう時期があり、発症の認知に遅れてしまい治療が遅れてしまうことがあります。
症状は、感染した部位にしこりや潰瘍が現れたり、鼠径部のリンパ節が腫れることもあります。
また、長期に渡り放置すると病原菌が血液によって運ばれてしまい、手から足まで身体全身に薄い赤色の発疹が出てしまいます。
これは数週間で消えてから何度も再発を繰り返しますが、治療しないと病原菌は体内に残ったままになってしまいます。
数年単位で放置してしまうと、皮膚や筋肉などにゴム状の腫瘍が発生するケースがあります。
最悪の場合、心臓や脳などの複数の部分に異常が現れて死に至る可能性もあり、妊娠中の方は死産や奇形の原因にもなってしまいます。
梅毒は近年また流行り始めていて、過去最大は1年に10000人以上の患者が存在していましたが、そこから数が減少していき1年間で1000人以下程度で鳴りを潜めていました。
しかし、2010年を境に梅毒の患者数は上昇傾向にあり、2016年には約4500人以上という記録が出てしまいました。
年齢や性別で見ると、男性は主に40代の感染者が多く20代後半以降幅広く存在しています。
女性は20代全般に多く見られて、それ以降は少なめです。
ここ数年で梅毒患者は倍に近い増加を示しているので、自分には関係ないなど思わずに避妊具などを使用してしっかり予防することが大切です。